数年前からLINE公式アカウント内で「その場で当たるプレゼントキャンペーン」を行う企業が増えた印象があります。当初キャンペーンを実施するには、膨大な費用が必要だったため大手メーカー等に限られるキャンペーンでした。
ところが最近では、ローカルエリアのみで展開する企業やメーカーでもこの手のキャンペーンを行う事例が増えています。
キャンペーンシステムを提供する会社が増えたことで、以前の10分の1程度でキャンペーンが行えるようになったことに加え、プレゼントキャンペーンを目にする機会が増え、実際にユーザーとして参加してみる事で一定の成果が上がるという認識が一般的になったからと思われます。
そんなプレゼントキャンペーンですが、いざやろうと思うと、何をどうすれば良いのか案外分からないものです。
今回はLINE(SNS)を入り口としたプレゼントキャンペーンについてご案内します。
【キャンペーンの目的と種類】
キャンペーンを実施する場合、大きく分けて3つの目的と、それぞれに合ったキャンペーンがあります。
1つ目は、新商品の発売や、売り上げ強化のタイミングで販売を促進するために行う、購入を条件としたマストバイキャンペーン。
2つ目は、既存顧客の満足度向上を目的に行われる、お客様還元キャンペーン。
3つ目は、ブランドイメージや認知向上の為に行う、誰でも参加できるオープンキャンペーンです。
キャンペーンを実施する際は、まず目的が何なのかを明確にし、キャンペーンを設計する事が重要です。
【キャンペーンの手法】
プレゼントキャンペーンを実施するにあたっては、応募条件、応募方法、プレゼントの内容と発送方法を検討する必要があります。
まず誰でも制限なく応募可能にするのか、何かしらの条件を付けるのかを検討します。
次に、応募方法を検討します。SNS(LINE・X・Instagram・Facebook)やWebを入り口にして、スマホから応募可能なデジタルキャンペーンにするか、ハガキ・FAX等で応募するアナログキャンペーンにするかを検討します。
最近では、応募の手軽さや管理のし易さから、デジタルキャンペーンが主流となっています。そして、プレゼント賞品とその発送方法を検討します。
自社商品またはそれ以外の商品か、当選者へお渡しする方法は後日郵送か、その場でお渡しするのかを決定します。
ここ数年「その場で当たるプレゼントキャンペーン」が多く実施されていますが賞品は、自社デジタルポイントやデジタルクーポン、他社デジタルギフトを利用するケースが主流となっています。
【キャンペーンシステムの種類】
プレゼントキャンペーンを実施するにあたり、非常に重要になるのが応募システムの構築です。
キャンペーンシステムは、様々な会社がプロダクトを提供していますが、キャンペーンの内容によって、どのシステムを使うのか、そのシステムはカスタマイズが可能なのか、コストはどうなのかなど、複合的に検討する必要があります。
実際、各社が提供しているシステムを、そのまま使う事は少なく、多少のカスタマイズを加え実施するケースが殆どです。
各社のシステム(仕様や特徴)を理解し、できるだけ費用を抑えてキャンペーンを実施するには、かなりの労力を必要とします。
【キャンペーンのメリット】
プレゼントキャンペーンを実施するメリットとして「自社商品の認知拡大」「販売促進」「集客」「継続的な利用促進」などがあげられます。
特に「その場で当たるプレゼントキャンペーン」は即効性があり、短期間で商品の認知拡大や利用促進ができるため、いまではメジャーなキャンペーンとなっています。
【キャンペーンのデメリット】
キャンペーン構築にはある程度の経験値が必要となります。
キャンペーンの企画時に、想定されるリスクを踏まえたうえで設計しなければ、システムトラブルやユーザーからのクレーム、不正応募などが発生する可能性があり、キャンペーンを実施した事で、逆にマイナスな印象を与える可能性もあります。
また、一度だけのキャンペーン実施の場合、効果も一過性となり、せっかくキャンペーンでつかんだユーザーも離れていく可能性もあります。
継続的なブランディングやファン育成の為には、継続的なキャンペーン実施、または継続的なSNS運用をしていく事が重要となります。
【まとめ】
プレゼントキャンペーンは、「自社商品の認知拡大」「販売促進」「集客」「継続的な利用促進」などが期待できる効果的なマーケティング手法のひとつです。効率的かつ低コストでキャンペーンを実施するには、数多くの実績があるSP企画会社へ依頼する事をお勧めいたします。
弊社では、流通、メーカー、他多くのプレゼントキャンペーン企画、構築やSNS運用の実績がございますのでお客様に最適な企画をご提案する事が可能です。
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